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掛軸 『十三仏』

220,000円(税20,000円)

販売価格 220,000円(税20,000円)
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 泥地二枚綴(半紙二枚分の大きさ)に描かれた『十三仏』の掛軸です。
 表装には、丹波木綿の古布が使われています。

 絵の周りは墨で枠取りしてありますが、これを“描き表装”と呼びます。
 江戸期の大津絵仏画は、本式の軸装の代わりとして、この描き表装した絵の部分だけを販売していました。

 『十三仏』は大津絵最初期から存在する仏画で、当初は実用品として法事等で掛けられました。
 泥地、二枚綴り、描き表装、版木押し、合羽刷り、分廻しと、大津絵を特徴付ける技法が一通り使われています。

 仏画ではあっても、筆致の淀み無さや極限まで削ぎ落とされたシンプルさなど、大津絵の魅力を良く伝える絵として根強い人気があります。


高さ1376×幅379(軸先含めて432)mm


 画題の詳しい解説は『十三仏』(www.otsue.jp)も是非ご覧ください。