耳を残した色紙サイズの厚手の和紙に『騎牛帰家』を描いたものです。
かなりしっかりした紙ですので、裏打ちせずにそのまま額に入れて飾ることができます。天面と裏板で挟みこむ洋風の額のようなタイプが適しています。
通常の色紙よりも少し大きいですので、色紙掛等を利用される場合はご注意下さい。厚みはありませんので、裏に厚紙を重ねられるなど、工夫が必要かもしれません。
禅画にある十牛図のうちの一つ「騎牛帰家」の大津絵版です。
禅の真理を得るまでの過程の図で説いたものが十牛図ですが、牛はその真理を表しています。
「騎牛帰家」は十のうち六番目の図で、ようやく拘ることなく悠々とした心境に達したところです。
画像はサンプルですので、お届けする品物とは色合いや筆致に若干の差がある場合がございます。
縦280×横245(mm)
画題については
「騎牛帰家」(www.otsue.jp)も是非ご覧下さい。